手作りの会恒例の夏のお寺大会、今回のお題目は6V6を使ったアンプでした。2つのカテゴリがあり、ひとつは「3万円以内」、もうひとつは「何でもあり」です。私はおなじみの財政難のため、手持ち品の使い回しをしたため、トータルコストがわからず、「何でもあり」部門にしました。ただし、実際に今回使った額は5000円くらいです。出力トランスはPART VIで紹介した、着脱可能3段お重ねトランス、電源部はPART VIIで紹介した汎用電源です。真空管には6V6互換なら何でもよいということでロクタル管の7C5にしました。
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回路はぺるけ師匠のHP「情熱の真空管」の回路図集にあったものをベースにさせていただきました。これに「The Single Amp Project」で紹介されている出力段のループ最短化と定電流回路を使ってみました。電源部はそのままでは350V近くあるので途中で抵抗とコンデンサを用いて260Vまで落としています。(右の回路図もぺるけ師匠の図をベースに使わせていただきました)
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シャーシはアルミ板一枚で木枠に落とし込むタイプです。木枠は198円SPF材です。さて、音の方ですが、50人近くの参加者のうち、4人の方に「好ましい」という評価をいただきました。(ゼロでなくてよかった)
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