3年前になりますが、お寺大会の時に関西からいらした村嶋さんに12Vで駆動する6080PPアンプを教えていただきました。片チャンネルトランジスタ2個トランジスタ用出力トランス2個という非常にシンプルな回路です。早速作ってみたらこれが大当たりで1W以下の小出力ながら非常に気持ちよく鳴ってくれます。 |
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これに気を良くして何か別の真空管で作ってみたいと考えていたら、関西の西河さんが村嶋さんの回路をいろいろな真空管で追試されてWEB上で紹介しているのを見つけました。この中で目に留まったのが12AV5のPPアンプです。私も12AV5が安かったので2ペア持っており、24Vのスイッチング電源も手許にあったためこれで行くことにしました。
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西河さんが紹介しているように私も前段にオペアンプ一個を使ったヘッドホンアンプを追加しました。12AV5は各ペアで異なるメーカのものを使っています。出力トランスは小さいのでシャーシ内に納めましたが、シャーシ上に真空管4本だけというのはなんとも殺風景なので空いたスペースに以前トランスカバーで使った米の計量カップを載せて見ました。中は空です。シャーシは手持ちの71x300xt2のアルミ板を加工し、MDF材に溝を掘った側板で両側からスペーサを使って挟みこんでいます。隣は24Vのスイッチング電源です。
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オペアンプはOPA2134PA、トランジスタは2SC2235を使用しています。オペアンプ用の電源12Vは24Vから3端子レギュレータを使って作っています。
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ボリュームを半分もまわさないで十分な音量が得られます。
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さらに作って見たくなり、村嶋さんが紹介している6CA7pp12V駆動を24Vで作って見ようと思いました。早速注意点等を村嶋さんにお尋ねしたら親切にも24V用にアレンジした回路図を送ってくれました。これをベースにヘッドホンアンプを追加し、電源は12AV5ppと共用で行くことにしました。
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デザインは12AV5ppと同じ構成です。計量カップも同じものです。これがまたすばらしく、24V駆動とは思えない、十分な音量ではっきりした音で鳴ります。村嶋さんに感謝です。
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