3年ぶりに夏のお寺大会に参加することができました。今年のお題はOTLアンプ。これまでのOTLのイメージは大型、複雑、難易度大、発熱大でした。しかし関西の池田さんがラジオ技術等で発表されたものは非常にシンプルでしかも低電圧と言う、常識はずれの大変すばらしいものでしかも6080となると、6080好きの私は飛びついてしまいます。 |
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池田さんがラジオ技術2009年2月号に発表されたオリジナルは片チャンネル3本の6パラ仕様ですが、これを2本の4パラで行きました。構成を以前作った6CA7QRPと同じにしたかったためです。電源には24Vスイッチング電源を3個使用しています。ヒータ用に1個、正負電源に各一個です。ウケ狙いで、使用した球はメーカがすべて異なる6080、6AS7G、6AS7GAです。しかしこれで失敗しました。一本除いて残りは中古だったため6AS7Gの調子が悪く、本番ではひどい音でした。池田さん御本人も参加されていたので本当に「穴があったら入りたい」状態でした。後日すべて新品の6080に交換し、素敵なOTLサウンドを楽しんでいます。池田さん、ありがとうございます。 |
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もう一つのウケ狙いはこれです。6080系はものすごい発熱量なのでこれを再利用しようと球の横にペルチェ素子を配置し、その廃熱でファンを回し、シャーシ内を冷却しようというのもです。
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新品に交換
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