PART XXVII   6N6P BALANCED DEPP MINI WATTER

    −久々の真空管アンプ

  ちょっと臨時収入があり、出力トランスが買えることになったのでかねてから作ってみたかった平衡型ミニワッターにチャレンジしました。 6n6p-010.jpg
  いつもと同様、手持ち部品の活用を第一に作るということで電源トランスは春日無線の7Z40WCD、ヒータートランスは東栄のJ633を使います。ぺるけ師匠の「真空管アンプの素」を参考にトランスの配置を考え2個とも無理やり伏せ型の配置にしています。 6n6p-004.jpg
  シャーシはジャンク電源の筐体です。 6n6p-003.jpg
  師匠は平ラグ板の2回建て構造の部品構成ですが、シャーシの底が浅いので使えません。そこでいつも通りユニバーサル基板に部品配置しています。電源部(下)と増幅部(上)に分けました。 6n6p-002.jpg
  電源トランス群は100円ショップで購入したケーキ型でカバーしています。また、出力トランスは電源トランスとコアの中心線がが直交するように気を使っています。 6n6p-007.jpg
  今回の特徴は真空管を見えにくくしているところです。全面パネル後ろにある奥行50oのスペースに真空管を閉じ込めています。カバーをすると全く見えません。 6n6p-008.jpg
  唯一見えるのがフロントパネルに設けたこの穴。6N6Pは中々いい感じで光ってくれます。この穴の縁取りとして手芸用品で見つけたカバン用のアイレットを使っています。 6n6p-006.jpg
  最後にはらわた。ボリュームはプリアンプにまかせてつけませんでした。ハム音が全く聞こえない静かなアンプができました。師匠、部品の頒布ありがとうございました。 6n6p-005.jpg



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